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腰痛・捻挫 (症状と対処法)

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健康保険をご利用になる場合のお約束

まいあみ はり・きゅう接骨院では健康保険を利用した治療をしておりますが、問診時に「健康保険をご利用になる場合のお約束」として以下の点ついてご説明させていただいております。

転院について

まず、同じ傷病名で同一の部位では原則的に病院と接骨院で同時に健康保険は利用できません。
任意保険では可能ですが、この場合でも約款で条件がつけられていることもあります。
また、一方での通院を止めて、翌日から転院すれば保険利用はできますが、交互に利用することはできないと思ってください。

保険の利用期間について

接骨院では2週間以内のお怪我に限って健康保険を利用できます。
例外もあります。(寝違えはOKです。)

・慢性的な肩こりでは保険は使えません。
・内臓疾患では保険は使えません。
・古い怪我の後遺症では保険は使えません。
・3ヶ月を超える同一部位の治療は自由診療にしていただきます。

健康保険組合からのアンケート

皆様のご加入されている健康保険組合からアンケートと称して、当院での治療内容の質問書が送られてくることがあります。
記憶だけに頼って回答されると当院での施術内容と一致しないことがあります。
必ず正確な施術内容を記入くださるようお願い申し上げます。
不一致があった場合、保険の利用ができず、全額を患者様ご本人にご負担いただく事になることもありますのでご注意下さい。

炎症の5症状とRICEの法則

怪我(非開放性・・・出血していないケース)

怪我をした時は
①疼痛(痛い)②熱感(熱い)③腫張(腫れる)④発赤(赤くなる)
⑤機能障害(歩けない、物をつかめないなど)の状態となります。
これらを「炎症の5症状」と言います。
この「炎症の5症状」の応急処置としてRICEの法則があります。

ただ圧迫の場合はきつくしないで下さい。血行を阻害するともっと重大な障害を招きます。

※上記はあくまでも応急処置なので、症状が改善されなかったり、悪化する場合には早急に医師にご相談ください。

よく患者さんから質問されることに、
「痛い時、怪我をした時は温めた方が良いのか、冷やした方が良いのか」
という問題があります。この点についてはケースによって異なるとまずお答えしております。
特に熱感と腫脹が強い状態の時は2日から4日後までは冷やしてください。
よく湿布を貼られる方がいらっしゃいますが、皮膚の弱い方は湿布の薬剤でかぶれることもありますのでご注意下さい。
また、喘息の持病のある方は湿布には十分にご注意ください。湿布で喘息を誘発することがあります。

私としてはビニール袋に水と氷を入れ、これで冷やすのが最も簡単で効果もあると考えています。
凍傷にならないための管理にも有効です。0℃以下にならないからです。
また、冷凍庫で冷やす「アイス枕」のようなものもよいでしょう。氷を直接押しあてること、或いはバケツに氷水を用意して患部をつけるのも良いでしょう。感覚がなくなったら休むようにして下さい。

熱感がなくなったら(2~4日位経過後)、以後は温めるようにして下さい。血流がよくなります。
血液には栄養分と酸素があるため、骨折や捻挫の場合でも血流の多い場所のほうが治りが早いのです。

骨折(非開放性=出血していないケース)

骨折の疑いがある時、関節でもないところが曲がっている、ぎしぎしと変な音がする、軽く押しただけでもとても痛い(限局性圧痛)、周辺を軽くたたいても痛い(介達痛)、ヒビの場合など、直ちに骨折とはわからない時でも1~2日後に、やや下のあたりが内出血で真っ黒になった時は骨折を疑ってください。このような時は直ちに受診して下さい。

足関節内反捻挫

何かにつまづいて足の関節を内側に捻って負傷される患者さんがかなりいらっしゃいます。このケースではまず冷やす(1~2日位)。そして捻挫をしたのと反対方向(外側)に固定し、患部を拳上されると良いでしょう。

片頭痛と神経痛

炎症の場合は冷やした方がよいと申しましたが、拍動性の片頭痛のように動脈が広がって痛むような病気でも同じように冷やして下さい。しかし、神経痛の場合は温めて下さい。血管を広げた方が痛みの抑制効果が高いようです。

痛みについて

ところで痛みの話をもう少し続けます。痛みには大きく4つのパターンがあります。
原因に思いあたることのない痛みがある方には病院の受診をお勧めします。
レントゲンやMRIによる診断が求められるからです。当院から紹介状も出せますのでお気軽にご相談下さい。

神経痛

一般的に顔面神経痛と呼ばれる顔の痛み(正しくは三叉神経痛)や坐骨神経痛に代表される痛みです。
神経痛は感覚神経の経路に何らかの異常が生じた時に出現します。経路の異常であるため症状が出ている時に神経の走行している所を指で押してみるとほとんどの場合痛みが増悪するのを特徴とします。

末梢神経障害

頚椎症に代表される痛みです。頚を後屈させると腕や手の痛み、痺れが強くなる状態。
原因は神経の出口が圧迫されたり、神経がむくんだり、交通事故か何かで神経組織自体が断裂させられる場合です。

中枢性疼痛

脳梗塞などのように脳や脊髄の障害によって起きる痛みや、痺れです。
前の2つの痛みとは異なり、めったに痛みが強くなったり、弱くなったりすることはなく、一定の痛みが続きます。

一般的な関節痛、筋肉痛

ぎっくり腰や五十肩、内反捻挫による足関節の痛みや久しぶりにしたスポーツによる筋肉痛などです。痛みが一定の場所に特定されており、解剖学的な神経の拡がりと一致しない点に特徴があります。

スポーツ障害の予防

ストレッチはスポーツでの怪我を防ぐには非常に効果があると言われております。ウォームアップ、クールダウンのときに一緒に盛り込むと有効です。予防としては肉離れ、ジャンパーズニー、オスグッド・シュラッター、シンスプリントに高い効果を認めることができます。

野球やテニスのように肘や手の故障が多いスポーツでは手関節、肘関節、肩回りの筋肉も入念に時間を惜しまずストレッチをするようにして下さい。併せて、クールダウン時にはアイシング(バケツに氷水を入れ、患部を直接入れて冷やしたり、紙コップに氷を作り、その氷を直接患部に当てる)もされると良いと思います。

成長痛の軽減・解消

お子さんが膝や踵、股関節の痛みを訴えることはありませんか? いわゆる成長痛によることが多いと思われます。骨の形成が未熟だったり、骨の成長に筋肉の成長が追いつかず生じることが原因と言われております。
この場合でもストレッチをしてあげてください。3つのパターンを覚えれば良いでしょう。

腓腹筋(ふくらはぎ)のストレッチ

いわゆる体育座りのできない子、両足をそろえてしゃがむと後方へひっくりかえる子や夜間ふくらはぎがつるというお年寄りに有効です。

仰臥位で片足を持ち上げ膝を伸ばしたまま、足関節を背屈(甲の方向へ)させて下さい。
足底の土踏まずの上のあたりを持って、ゆっくりと反動をつけずに。

SLR(ハムストリングス:膝を曲げる筋肉のストレッチ)

最近の子どもは40度までしか拳上ができないケースが多いのに驚きます。

同じように仰臥位で片足の膝を伸ばして踵を持って股関節を90度以上になるように挙上して下さい。
同じように反動をつけずゆっくりと痛くなったら停止する。

HHD(Hip Heel Distance)

オスグットシュラッターのような膝や股関痛を伴う成長痛に有効です。

大腿四頭筋のストレッチ(esp大腿直筋)
腹臥位でスネのあたりを持って、膝を曲げて踵がお尻につくまで。
簡単につくようなら、膝を曲げた状態で腰を抑えて、膝を床から3~5cm浮かすようにしてください。
ストレッチ効果が増強します。

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